Created by Baby Kumon
大切な乳幼児期の親子のやりとり
発達心理学では、親子が「コラボ(子どもと楽しみ、理解する)」⇒「ネゴ(親の考えを提案し、話し合う)」⇒「ウォッチ(子どもの自立を尊重し、見守る)」という、3段階のやりとりの変化をたどることが重要と考えています。
この3段階を、親子で無理なくたどれるように、日々の子育ての5つの心得として花の形で表現したのが 「Baby Kumonフラワー」です。

「よく見る」は、子どもの変化・成長を楽しんで見つけること
「広げる」は、子どもの好きなことや興味のあることをふくらませること
「ほめる」は、子どもと自分の小さな変化・成長を喜び、ほめること
「待つ」は、子どもの状況に応じて、見守り待ち、必要なときに手を差し伸べること
「続ける」は、歌いかけや読み聞かせなどの「ことばのやりとり」を子どものペースに合わせて続けること
こうして5つの花びらを繰り返すことで親子のきずなが深まり、だんだんと花が大きくなるように、「親子にちょうどよい豊かな子育て」が育まれていきます。
毎日の親子のやりとり一つひとつが成長のきっかけになります。少しずつ楽しい体験を重ねてくださいね♪
発達心理学の専門家 田島先生も家族の「Baby Kumonフラワー」を意識したやりとりを応援しています!

発達心理学の専門家田島信元先生
白百合女子大学名誉教授
白百合女子大学
生涯発達研究教育センター特別研究員
お子さまのご成長の土台づくりとなる、お子さまとの「豊かなことばのやりとり」を実行するには、まず、お子さまの現在の興味・関心に基づく行動を「よく見る」ことから始め、親子のやりとりを通して、お子さまの興味・関心を「広げる」かかわりを楽しむことにつなげることが出発点となります。
その上で、お子さまの小さな変化・成長を見つけ、「ほめる」ことによって喜び、自信につなげましょう。
もちろん、保護者ご自身の変化・成長も大いにほめてください。
そして、お子さまが自ら、やりとりの成果を試しているときには、すぐに手を出すのではなく見守り、必要なときにはいつでも手助けしてあげるという、「待つ」という態度で接することが大切です。
これは、次の段階の「よく見る」⇒「広げる」⇒「ほめる」⇒「待つ」というサイクルへの移行と言えますが、こうしたサイクルを「続ける」ことを通して、歌いかけや読み聞かせ、やりとり遊びなどの「ことばのやりとり」を積み重ねていくことが、お子さまや保護者ご自身の大きな成長へとつながっていくことになるのです!
まとめ
Baby Kumonフラワーを意識したやりとりを続けることで、親子の時間がより豊かになるかも?
先輩ママの「よく見る」から「続ける」のやりとりも掲載中です。ぜひ参考に、チャレンジしてみませんか?